北米原産であるが、1899年ボーア戦争時に軍馬の飼料とともにイギリス軍によって南アフリカへ持ち込まれた。現在は南米、アジアからアフリカまで広い地域に自生する。
収穫時期は南アフリカの秋(3月中旬から5月の終わりまで)の花の咲き始めの頃。香りの固定剤として欧州で評価が高く、化粧品や香料に使用される。抗菌・除虫作用があることからペットのシャンプー、家畜用の薬にも活用される。
北米原産であるが、1899年ボーア戦争時に軍馬の飼料とともにイギリス軍によって南アフリカへ持ち込まれた。現在は南米、アジアからアフリカまで広い地域に自生する。
収穫時期は南アフリカの秋(3月中旬から5月の終わりまで)の花の咲き始めの頃。香りの固定剤として欧州で評価が高く、化粧品や香料に使用される。抗菌・除虫作用があることからペットのシャンプー、家畜用の薬にも活用される。
香りの固定作用
精油などの香りを持続させる固定在として使われる。本精油の生産農家では毎年約1トンのオイルを抽出し、フランスを中心とした欧州に輸出している。500ヘクタールの自社農園で有機栽培する。
抗カビ・抗菌作用
抗真菌効果により皮膚のタコや魚の目、気管支炎や鼻詰まり改善に効果がある。食品保存や農産作物除菌にも使われる。
抗ダニ・除虫作用
ノミ、シラミ、ダニの除去及び予防に効能について検証実験により確認されており、ペットのシャンプーの成分としても有効である。
注意事項 : 光毒性がある為、外出前の肌への塗布を避ける。原液の肌への塗布は厳禁。洗い流さない化粧品の配合割合は0.01% 以下、洗い流す化粧品は0.1%以下に留める。妊婦、授乳中、乳児への使用は避けること。