Pelargonium graveolens

華やかなローズを思わせる香りと効能をリーズナブルに。元祖ブルボンの品種。

ゼラニウムは南アフリカに起源し、ヨーロッパに広がったと信じられている。18世紀に南アフリカに再び戻り、レユニオン島に持ち込まれた。ゼラニウム・ブルボンは、ブルボンの島として知られた旧称レユニオン島で産出される、希少価値の高いゼラニウムである。本製品の生産農家では1996年に旧称レユニオン島から運ばれたブルボン種の原種を保存し、 2015年からザンビアで栽培している。

アフリカの民間伝承の治療では原種のゼラニウムは止血剤、抗真菌、抗炎症、消毒薬として重宝される。葉から作ったペーストを、傷や腫れ物に塗ったり、止血に使用する。根や葉を煮出して、解熱や生理トラブルや発疹など内科系や皮膚系の民間療法にも活用される。

▶︎基本データ 

INCI名
Pelargonium Graveolens Oil
化粧品表示名称
ニオイテンジクアオイ油
生産国
ザンビア
抽出方法
水蒸気蒸留法
使用部位
香り
華やかで明るいローズを思わせる香り。

▶植物分類

種名
Pelargonium Graveolens / ニオイテンジクアオイ
通称
ゼラニウム・ブルボン
フウロソウ科
テンジクアオイ属
主な成分
A-Pinene
B-Pinene
Citronellol
Limonene

▶特徴・効能

肌バランス調整効果
ゼラニウムオイル(ブルボン)はどんな種類の肌でもバランスを整え、落ち着かせる作用がある。乾燥肌もオイリー肌も皮脂の排出を規制する。

抗うつ・ホルモン調整効果
また気持ちを落ち着かせ、抗うつの効果があり、不安や神経質な不調にホルモン分泌に基づく気分の移り変わりに役立つ。

肌再生促進効果
肌の細胞の再生を促進する。傷口からの感染を防ぎ、止血する効果が期待できる。アフリカの民間伝承の治療では原種のゼラニウムは止血剤、抗真菌、抗炎症、消毒薬として考えられた。

注意事項:妊娠中は使用しないこと。